コロナで収入ゼロの10代女性『#パパ活 始めました』「パパ活がこんなに楽だと…」 一方パパは「”良いパパ”なんて絶対存在しない…クズが多いよ」

パパ活で稼ぐには

コロナ禍でアルバイト先が休業するなどした影響もあって、女子高生や女子大生の金銭事情が悪化。

そのような中で未成年者がSNSで金銭的な援助を求めるいわゆる「パパ活」が急増しています。

犯罪の温床とも言われる見知らぬ男性との危うい関係…その実態とは。

コロナで収入ゼロ 「パパ活」始めた大学1年生

19歳のまなさん(仮名)は大学1年生。

「友達もけっこうやっていると噂で聞いていた“パパ活”をやってみようかなって…試しで始めたって感じです。」

まなさんがツイッターに書き込んだメッセージ

『お食事、お買い物、映画などのデート/料金は1時間6000円』と書いています。

見ず知らずの男性とデートをする対価として、金銭的な支援を受けるいわゆる「パパ活」です。

なぜ、「パパ活」を始めたのでしょうか。

「バイトに入れなくなったのが大きいですね。7月からです。お金もほしいし…。元々働いていたところが心斎橋で休業になっちゃって。8月は貯金切り崩して母親からお金振り込んでもらってなんとかしのいだんですけど、9月にしんどくなっちゃって。日払いのバイトとか派遣も探したんですけど、イベント系は今、ないじゃないですか。いろいろ探して、最終手段がパパ活って感じでした。」

アルバイトをしていた大阪・ミナミは当時、「新型コロナウイルスの震源地」などと名指しされたじきです。

飲食店は軒並み休業を余儀なくされていました。

まなさんは月5万円ほどあったアルバイトの収入がゼロになり、貯金も底をつき、そして「パパ活」を始めたというのです。

初めての「パパ活」は、見ず知らずの男性とカフェで1時間会話をする程度だったということです。

「最初はめちゃめちゃ怖かったです。話している間も警戒心はずっと持ってましたね。慣れてないからポロっと住んでいる所を話しちゃったりするんですよ。プライベートなこと聞かれるんですけど、ウソをついたりとか、本当のことは言わないようにしています。(Q相手は何歳くらい?)50歳手前ぐらいで、『自分にはあんまりお金使わない』と言っていて、『今は何でも払ってあげられるよ』『ほしいものある?』と言われました。『今はごはんやけど、後々はそういうことも(性行為)』と言われた。最後にエレベーターの中で『ハグして』と言われたので、それだけしましたけど…。」

1時間会話をするだけで6000円もらうことになっていたのですが、もらったのは1万円。すぐにやめようと思っていたまなさんでしたが…。

「自分ではやめたいって思っているんですけど。でもこんな楽に、1時間お茶するだけで1万円もらえたので…。この楽さを覚えちゃうと、やめられるのかなという不安がありますね。」

SNSで『#パパ活』というキーワードで検索すると投稿が相次いでヒットします。

【「#パパ活」検索結果の一部抜粋】

『パパ活したい コロナのせいで仕事なくなった』
『コロナでお金無くて困ってます、、助けてくれる優しいおじさまいますか??』
『時代はパパ活ですね コロナで困ってる子を助けてあげなきゃ』

当然警察のほうもチェックしています。
「注意喚起文」大阪府警すでに3400件 15歳の少女を保護

見ず知らずの男女が会うこと自体は違法とはいえません。

しかし、未成年者が簡単に犯罪に巻き込まれるケースもあるのです。

大阪府警は2019年から犯罪につながりそうな書き込みを見つけると、注意喚起文を送信しています。

その件数は2020年前半で、すでに3400件ほどに上っているというのです。

『パパ活』で使われる文章の“意味”を説明してくれました。

「『ホ別3希望』となっているのは、『ホテル代が別で3万円以内で希望します』という意味です。

『円』というのは『援助交際の隠語』になっています。」

中でも書き込みの内容などから緊急性が認められた場合、直接保護することも。

10月、以下のようなメッセージを見つけたそうです。

『15 梅田で会える人 1時間3000円』

総合的に緊急性が認められると判断。

大阪府警の捜査員が実際に会うことに。10月のある日、午後2時すぎ、大阪・梅田。

相手の女性はやって来るのか…。

約5分後、1人の女性が近づいてきました。

(少女)「はじめまして。」
(捜査員)「はじめまして。○○さんですか?」
(少女)「そうです。」

次の瞬間…。

(捜査員)「ごめんね、警察なんです。ちょっと話を聞きたいから。」
(女性捜査員)「びっくりしなくていいからね。」

近くで待機していた男女数人の捜査員が一斉に取り囲んだのです。捜査員の問いかけに、女性は無表情でうなずきながら捜査車両に乗せられました。大阪府警によると、女性は15歳の少女だったということです。

(少年課 警部)
「デート中に飲みものに薬物を入れられて、意識がもうろうとしている間に性犯罪被害にあったりとか、後日アルバイト先に相手が現れて、付きまとわれるストーカーなどの被害に遭っているケースもあります。補導歴のないような普通の子が多、非行とか問題行動がないからといって、『うちの子は大丈夫』と思わずに、(保護者は)スマホ事情に関心を持っていただきたい。」

性犯罪などの温床にもなっている「パパ活」。

それでは、どんな人が「パパ」になっているのでしょうか。

「パパ活に興味がある」と書き込んでみると…。

「ツイートしてから約1時間が経過したのですが、20件を超えるダイレクトメッセージが送られてきました。」

『よければ今日の17時半からお会いできませんか?』や『マッサージは好きですか?』などと書かれたメッセージ。

『高額でも助けられるしよろしく』と送信してきた男性。

こちらが取材だと明かした上で会えないかと尋ねたとkろ『14時ぐらいなら大丈夫です』と返事がかえってきました。

一体どんな人物なのか。

待ち合わせをしていた大阪・梅田駅周辺に男性が現れました。

さっそく、話を聞いてみます。

(Qいつからパパ活を?)
「きっかけってあったかな。何で知ったかもよく覚えてないです。」

(Qどういったパパ活をしている?)
「幅広くです。買い物行くときもありますし、それを超えることもありますし。」

(Q超えるというのは?)
「ストレートに言ったら性行為にはなりますね。」

普段は会社員として働いているという30代の男性。

パパ活で出会った女性は20人以上で、毎月数十万円を手渡しているという。

(Qどういう気持ちでお金を払っている?)
「なんやろ、自分の都合のいいように、という感覚だと思います。自分も“良いパパ”だという認識はないですし、値切れるだけ値切るのが現状なので。実際“良いパパ”なんて、絶対存在しないんですよ。」

(Q18歳未満だと犯罪になる可能性もあるのでは?)
「場合によっては買春とかって言われると思うんですけど、ニュースでよく見るやつ。そういうものに自分がなるという認識が、やっぱり薄いし浅いと思います。」

(Q身分証は確認しない?)
「確認しないです。心配したこともありますけど、ある種の中毒なんですかね。」

コロナ禍で相次ぐ「パパ活」の実態。

女性だけではなく男性側が事件に巻き込まれるケースもあります。

 

コメント